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”音楽の島”奄美大島で、良い音を紹介しつづけて21年。音楽好きの憩いの秘境、サウンズパルのストアブログです。 mail:soundspal@po3.s


by takara-2006

= ブログ移転計画 =





当店のこのエキサイトブログも、開設から1年以上経ちました。



現在当店のホームページ内にあるブログは4個。



多いですね(笑)





というわけでちょうどこの時期にブログのリニューアルやら整理統合やらをやってみようかと思いまして、受け皿となる新ブログを作って、そちらにここの機能や、「奄美島唄ブログ」のデータ(インポート完了!)、そして「お客様からの声」ブログのデーターも全て移し、スッキリと見やすく、お客さんに役立つ情報満載の新ブログを作ろうと思っております。





新ブログのアドレスは↓



http://ameblo.jp/soundspal/





です。



本日より新しい記事は新ブログの方に書きますので、ブックマークの変更をやんわりとお願い致します。





コチラの記事はしばらく(来年一杯ぐらいまで)は、残すつもりでおります。コチラに掲載されている商品のお問い合わせ等も引き続き受け付けます。



# by takara-2006 | 2008-01-18 16:33 | 音楽生活

【パウリーニョ・ダ・ヴィオーラ&エルトン・メディロス/夜明けのサンバ】

(ボンバ・レコード:BOM-1515 ¥1575 税込)




全国的にボサ・ノヴァが流行しています。

ボサ・ノヴァの心地よく、どこか切ない雰囲気には独特の味わいの深さがあり、一度好きになった人にとってはかけがえのないものになります。特に心地よさの裏に隠された”切なさ”の部分。コレがたまらないという人も多いようです。



ボサ・ノヴァの”切なさ”の素となってるのが、ルーツであるサンバです。元を辿ればアフリカまで起源をさかのぼることができるブラジル古来の音楽で、今でもブラジルの人々の生活に深く関わりながら、日常の中で歌い継がれているサンバは、ボサ・ノヴァ以上の切なさ、やるせなさが優しく染みる意義深い音楽なのです。



このアルバムはパウリーニョ・ダ・ヴィオーラと、エルトン・メディロスというサンバの若きアーティスト2人(1960年代当時)が、ボサ・ノヴァ・ブームに沸いた60年代半ばに、敢えて古典的なサンバを唄い、この素晴らしいルーツ・ミュージックの意義を世に問うた文字通り「サンバの夜明け」世界中のファンに強く印象付けた記念碑的な一枚です。



全編に漂う切なさと、グルーヴの力強さは、これぞ正にサンバならではの奥深い味わい!



こんな素晴らしいアルバムを¥1575という超低価格で買えるということが嬉しいですね。もちろん限定盤です。







こちらの商品は好評発売中です。お問い合わせはメールか電話(0997-53-5340)でお気軽にどうぞ♪通販もやっております。方法についてはコチラをご覧下さい。







『サウンズパルその他のブログ』



1.『日記の如く(改)』

初代のメインブログで、現在は私の独り言や、ジャズ、ブルースのレビューなどが中心です。ジャズやブルースに興味のある方は、ぜひご一読を!



2.『奄美島唄ブログ

当店で取り扱っている奄美関係のCDを網羅してあります。



3.『サウンズパルのパル(お客様ブログ)』

当店の”お客様からの声ブログ”です。常時投稿募集中!!メール(soundspal@po3.synapse.ne.jp)か、店頭でお問い合わせください。







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# by takara-2006 | 2008-01-17 16:36 | オススメCD

【ワッツタックス!~スタックス・コンサート~ 】

(ワーナー・ホーム・ビデオ:HAPP-34997 ¥1500 税込)




1972年8月20日、LAの黒人居住地にあるメモリアル・コロシアムで行われた、黒人アーティスト達による自主コンサート”ワッツ・タックス”の模様と、それに絡む様々なアーティスト達のインタビューなども含むドキュメントを、素晴らしいボリュームでお届けするライヴ名作であり、激動の70年代に残された黒人記録映画の傑作が、何と期間限定の¥1500という信じられないプライスで登場!!



アイザック・ヘイズ、バーケイズ、ルーファス・トーマスといったファンク・シーンに君臨する大物達のアツい演奏はもちろん、黒人コメディアン、リチャード・プライアーのナイスな進行。そして僅か1ドルの入場料でコンサートを存分に楽しんでいる聴衆達の凄まじい熱気、とにかくどのシーンもとことんアツいSOUL臭プンプンの、これ以上、これ以外にないリアリティ!!



こんな素晴らしいDVDが¥1500でいいのか!?とすら思えてしまいます。SOULやファンク、いや、HIPHOPにレゲエなど、とにかくブラック・ミュージックにちょっとでも興味がある人は観ましょう。凄いから!





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# by takara-2006 | 2008-01-16 16:46 | オススメCD

【ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ】

TOCJ-7051 ¥1700(税込)


1950年代後半から60年代にかけて世界中で大流行した”ファンキー”の草分け。そう、コレがホレス・シルヴァーとアート・ブレイキーが共同リーダーで結成した”オリジナル・ジャズ・メッセンジャーズ”唯一のアルバムです。シルヴァーが書き下ろしたブルース/ゴスペルに直結した、グルーヴィーで親しみやすい楽曲の素晴らしさと、シルヴァー(p)、ブレイキー(ds)、ハンク・モブレー(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、ダグ・ワトキンス(b)の、5人の実力者達が出すサウンドの、一枚岩の力強さが織りなす底抜けにグルーヴィーな雰囲気が終始充満するアルバム。残念ながらブレイキーとシルヴァーはこのアルバムの後に袂を分かつことになりますが、以後の彼らの快進撃は、このアルバムがスタート地点と言って良いでしょう。曲のポップさと演奏の適度な濃さがたまりません。




【リー・モーガン/リー・モーガン Vol.2】

TOCJ-7052 ¥1700(税込)


トランペットの天才児、リー・モーガンの、BLUENOTEでの2枚目のアルバム。モーガンに関してはどのアルバムも(モダン・ジャズ/ハード・バップ・ムーブメントが過ぎた後の時期の作品ですら)見事に「モダン・ジャズの傑作以外の何物でもない」と言えるぐらいの、粋でイナセな”都会の不良”のカッコ良さが感じられるのですが、本作も例に漏れず、モーガンと50年代ハード・バップの肝となっているトッポさに満ちあふれております。ブ厚い3管リフ、重心低めにズッシリとスイングするリズム、そして名作曲家/アレンジャーのベニー・ゴルソン、オーウェン・マーシャルが書き下ろした楽曲とアレンジのハイ・センスぶり。それらが若く覇気溢れるモーガンの、とても若手とは思えない落ち着きでもって”間”と”押し出し”を巧みに使い分ける。いや、それ以前に「プッ」とひと吹きするだけでジャズになるアドリブを最高に引き立てます。BLUENOTEのモーガンはどれもいいですね。








【ハンク・モブレー/ハンク・モブレー】

TOCJ-7053 ¥1700(税込)


グラサンをかけたモブレーの顔が大写しになったジャケットもカッコイイBLUENOTEの人気アルバム。モブレーって人はテナー奏者の中でもコルトレーンのようなカリスマやロリンズのようなスター性や、ジョニー・グリフィンみたいなバカテクこそないけど(失礼!)アルバムを聴けばどの作品にも「お、モブレーじゃん。カッコイイね!」と思える不思議な魅力があり、それはつまり50年代黄金期のモダン・ジャズの王道ド真ん中の、言葉では言い尽くせないあの渋みだったりするのです。このアルバムもモブレー絶好調で、ソニー・クラーク(p)やビル・ハードマン(tp)といった堅実な職人プレイヤー達を従えて、丸っこい音でスイスイと心地よいアドリブを飛ばします。サウンドはどこまでも「ジャズだねぇ」のハード・バップ。そんなにクドくない聴き易さも魅力の一枚です。






【バド・パウエル/タイム・ウェイツ~ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.4+1】

TOCJ-7054 ¥1700(税込)


「ジ・アメイジング~」と銘打ったアルバムを、BLUENOTEから何と5枚もリリースしているバド・パウエル。言うまでもなくバップ・ピアノの第一人者で、後続に与えた影響は計り知れない巨人中の巨人でありますが、BLUENOTEのパウエルのアルバムは、そんな影響力の大きさなど知らずとも、素直に楽しめる「聴き応え十分」な作品が多いのです。特に「Vol.3」以降の作品は、超絶技巧よりも音そのものの強烈な存在感がアルバム全体を覆い尽くし、何ともクセになる中毒性を持っているのです。サム・ジョーンズ(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)を従えたこのトリオ作もまた、パウエルの「中毒性の高いサウンド」にドップリ浸れる1枚。硬質で重量感タップリのパウエル、ズ太い音で堅実にラインを紡いでいくサム・ジョーンズ、見事なシンバルワークを中心に、パウエルを煽りまくるフィリー・ジョーのドラム、その3つの重厚なサウンドが一枚岩で衝撃を与えます。パウエルのアルバムって本当にクセになるんです。




【ドナルド・バード/オフ・トゥ・ザ・レイシズ】

TOCJ-7055 ¥1700(税込)


リー・モーガン、フレディ・ハバードらと共に「若手トランペッター三羽烏」と称され、50年代半ば以降のシーンに颯爽と登場して、大いに盛り上げたドナルド・バードは、3人の中で最も小回りが利くというか、正統派ハード・バップのポップでファンキーな部分と、アドリブの良さを分かり易く伝える独特のセンスを持っています。後にバードは8ビートやエレキギター、ゴスペル風のコーラスなどを導入したジャズ・ファンクで大いに人気を博し、ジャズの新しいムーヴメントを牽引するリーダーの一人となりますが、このBLUENOTEでのデビュー・アルバム(1958年録音)では、オーソドックスなハード・バップで、若手ならではのハツラツとしたプレイを繰り広げております。まずは何も考えずに1曲目「恋人よ我に帰れ」での猛烈な高速プレイをお聴きください。もの凄い迫力に思わず汗をかきそうな快演です。






【フレディ・ハバード/ハブ・キャップ+1】

TOCJ-7056  ¥1700(税込)


リー・モーガン、ドナルド・バードとくれば忘れちゃならないフレディ・ハバードです。ストレートなハード・バップからモード、フリーに至るまでどんなスタイルの楽曲でも完璧に吹きこなすテクニックを持ち、それこそ色んな共演者らと共に(リーダー作、参加作も含めて)実に様々なスタイルの多彩な作品を残しているハバードですが、「このへんがいいよ!」となるとやはり60年代初頭、バップからモードへと、ジャズの先進スタイルが緩やかに変化する過渡期の演奏でしょう。BLUENOTE3枚目の作品となるコチラは、ハバードのかつての同僚や、ごくごく親しい面々と共に、ハード・バップのファンキーさに、絶妙な配分でモードの知性の入った、カラフルな3管サウンドを展開しております。ハバードの切れ味鋭いトランペット・ソロは、こういう重厚なアレンジで本当に威力を発揮します。美味しいサウンドの中で、更に美味しいソロを奏でるハバードはストレートにカッコイイ!






【グラント・グリーン/サンディ・モーニン+1】

TOCJ-7057 ¥1700(税込)


ブルース/ゴスペルという、ブラック・ミュージックの2大ルーツに深い敬意を払ったような、素のままのダウンホーム感漂うフレーズ。小細工を労しないストレートなシングル・トーン(単音弾き)。個人的にグラント・グリーンという人のギター・プレイは”ジャズ・ギターの良心”だと思うのです。特にギターをやっている、ジャズ・ギターに興味がある方はぜひ彼の作品をお聴きください。単純なフレーズでも巧くニュアンスを込めれば素晴らしくカッコいいフレーズになるということを、彼のギターで相当に学べると思います。もちろんギターなどやっていなくても、全然興味がない人でも、彼の演奏を聴いて「あ、イイ感じのギターだね」と思えることは必定です。このアルバムはグリーンのギターに職人ケニー・ドリューのピアノ・トリオがバックに付いた、グリーンのブルージーなプレイと、ドリューの濃厚なファンキーさが相乗効果で演奏を盛り上げるゴキゲンな一枚です。






【ウェイン・ショーター/ナイト・ドリーマー+1】

TOCJ-7058 ¥1700(税込)


それまでのハード・バップの流れとは明らかに異質な音楽性を持ち、まずはアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで、ハード・バップの権化とも言えるこのグループに新しい音楽性を吹き込み、続く自己のリーダー作やマイルス・デイヴィスのグループでも独自のミステリアスな魅力を十分に発揮、さらにはジョー・ザヴィヌルらと結成したウェザー・リポートでは本格的に電気楽器を主力にした音楽で、世界的なフュージョン・ブームの仕掛け人となったショーター。凄いです。このアルバムはジャズ・メッセンジャーズ退団直前に録音された記念すべき初リーダー作で、盟友リー・モーガンに、彼が当時最も影響を受けていたジョン・コルトレーンのバンドのリズム・セクションを迎えて妖気と緊張感が渦巻く”バップより更に先”の音楽を暗示させる生々しい演奏を展開。とにかくまぁ「クールでアツい」独特の”ヤバさ”みたいなものが凄まじい質量で充満しております。実に刺激的でカッコイイ作品です。






【オーネット・コールマン/ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVol.1+3】

TOCJ-7059 ¥1700(税込)


ジャズのライヴ・アルバムっていうのは、そのアーティストやグループの代表作になれるぐらいの素晴らしいアルバムが多いです。なので「ライヴ名盤」というのはいくつもあります。その中でも本当に凄い。いやもう「凄い」としか言いようのないアルバムを、私は「神様がいる作品」と、呼んでおりますが、オーネット・コールマンが1965年にデヴィッド・アイゼンソン(b)、チャールズ・モフェット(ds)のトリオで挑んだヨーロッパ・ツアー、特にこのゴールデン・サクールでのコンサートを収めた「Vol.1」「Vol.2」の2枚は、正に「神様がいる作品」の最たるものでしょう。もうジャケットからしてちょっと凄いオーラが漂ってますね。当時”フリー・ジャズ”と呼ばれる前衛的なジャズの筆頭として、常に賛否両論の渦中にいたオーネットでしたが、演奏そのものは間違いなくジャズの興奮をダイレクトに伝えてくれるものであります。1曲目は奇妙によじれながらも最高のスイング感を体験させてくれるオーネット・ジャズ屈指の名演。




【オーネット・コールマン/ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVol.2+3】

TOCJ-7060 ¥1700(税込)


というわけで「Vol.1」聴いて「オーネットって普通にカッコイイじゃん!」とお思いになれた方は、もう迷わずにこの「Vol.2」も聴きましょう。いや、買いましょう。本作ではオーネットはメイン楽器のアルト・サックスだけではなく、トランペットとヴァイオリンも持ち出して、よりトンガった、実験性の高い演奏を聴かせてくれます。オーネットのトランペットとヴァイオリンは、このツアーに出る前に、音楽では食えなくて別の仕事をしていた時期に一人で練習して修得したものですが、ハッキリ言って長年やっているアルトと比べるとトランペットはヘロヘロだし、ヴァイオリンもギコギコで、演奏はどこか素人っぽくあります。しかしオーネットが心に思い描く抽象画のような音世界を表現するにはコレしかないんですね。思うまま操れる楽器ではなく、完璧にできない楽器でもって偶然性によりシフトすることによって、思いも掛けないハプニングを描き出すオーネットの目論見は完全に成功しています。えもいない美しさに溢れた、これもまた「神様がいる作品」でしょう。





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# by takara-2006 | 2008-01-09 16:24 | BLUENOTE RVG
年末年始の賑わいもあいまって、「ユニバーサル”JAZZ THE BEST”リミテッド1000」シリーズが、ジャズファン以外のお客さんにも大好評です。J-POPや洋楽コンピなどのお目当て品を買いながら「ジャズなんかも聴いてみようかぁ~」と、軽いノリでも買えちゃうのが、こういった限定プライスものの強みですね。



サウンズパルでは全タイトル試聴可能でございます。それだけに「ノリがいいやつ♪」とか「しっとりしたやつ♪」とか「歌モノがいいね♪」等の、お客さんの好みに合ったものが見つかりやすくなっております。「ジャズとか聴いたことないし、いっぱいありすぎてどれを聴けばいいのか分からない・・・」という方こそ、どうぞお気軽にご相談ください!



というわけでユニバーサル”JAZZ THE BEST”リミテッド1000シリーズ2007の、『売り上げランキング、上位10枚』を発表しちゃいます。



どれを聴けばいいか迷われている方は今後の参考にご覧ください。



第1位


「ローランド・カーク/ドミノ」

「聴けば一発!」でほとんどの方が「これカッコイイ!」「凄い!」となります。「実はね、これ、管楽器は全部一人の日とがやってるんですよ」と言うと更に「ヤバイ!!」に。ジャズ界きっての鬼才、ローランド・カークが4ビートで実力を遺憾なく発揮した痛快至極な傑作です。





第2位


「エラ・フィッツジェラルド/ライク・サムワン・イン・ラヴ」

飾らない、気取らない、ありのままの「歌」の魅力ギッシリのバラード集。「最近どうもグッとくる歌がないよねぇ」と、お悩みの方、最近のじゃなくていいんです。ちょっと掘ればこんな素敵な盤が出てきますよ。





第3位


「レスター・ヤング/プレジデント・プレイズ・ウィズ・ジ・オスカー・ピーターソン・トリオ」

試聴したお客さんのほとんどが「泣けるサックスだね」。そうなんです、レスター・ヤングのテナーは泣けるんです。テクニックやスタイルを超えた、理屈じゃない”良い演奏”です。



第4位


「ロイ・ヘインズ/アウト・オブ・ジ・アフタヌーン」

歯切れの良いドラムの「パシィ~ン!」とリズムが決まるカッコ良さと、ここでもまた大活躍の怪人ローランド・カークの濃いめの個性がやっぱり人気の一枚。インパクトと渋みの絶妙なバランスが良いですね。



第5位


「リー・コニッツ/トランキリニティ」

”クール・ジャズ”と呼ばれる、アツくないクールなジャズ。簡単に言ってしまえば「何か頭の良さそうなジャズ」です。リー・コニッツはそういったシーンを代表する、非常にスマートな音楽性を持ったアルト奏者です。こういうのもお客さんが「なかなかいいね」と聴いてくださるのが嬉しいですね。



第6位




「スタンリー・タレンタイン/レット・イット・ゴー」


若い男性のお客さんに一言「男のテナーだよ」で決まり!「うぉお!カッコイイっす!!」という茶色い(?)歓声と共に日々黙々と売れて行くタレンタイン。カッコイイですね、男ですね。



第6位


「ジュニア・マンス/ジュニア」

「間違いのないピアノもの」といえばやっぱりコレでしょう。程良くグルーヴィーでブルースがジワジワと滲み出てくる、ジャズ・ピアノの良心。どなたでも安心して聴ける永遠のロングセラーです。



第6位


「ケニー・バレル/ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」

「ギターものでなんかいいのない?」と聞かれれば「はいはい、ありますよ。コレで決まりでしょう」と、自信を持ってオススメできるのが、出してる作品にまず間違いのない大御所ケニー・バレル。ギターとベースとドラムだけで、こんなにカッコイイ演奏が決まるんですね。素晴らしいの一言です。





第6位


「ビリー・ホリデイ/アラバマに星落ちて」

6位以下は本当に横並びの大接戦!ビリーのこのアルバムは、晩年ドラッグとアルコールでボロボロになりながらも、気の合う仲間達と共に奇跡的な好調ぶりを見せた、良いアルバムです。できれば一晩中ずっと聴いていたいと思わせる中毒性を持っています。彼女の歌はそれだけ心に響くんです。



第7位


「ジョー・ハートマン/アイ・ジャスト・ドロップド・バイ・トゥ・セイ・ハロー」渋~いバリトン・ヴォイスがクセになるジョニー・ハートマン。男性ジャズ・ヴォーカルにどうも抵抗を感じる人も、まずは聴いてみてください。最初は「濃いな」と思っても、彼の魅惑の声が織りなす不思議なムードに段々とハマってきます。はい、私もコロリとやられました。ぜひお試しを。





第7位


「ジョニー・グリフィン/JG」

直球ド真ん中のストレート・アヘッドなジャズ・テナーを聴きたきゃコレも忘れちゃいけません。モダン・ジャズ界きっての実力派ジョニー・グリフィンのデビュー作!シカゴからニューヨークに出てきて並み居るテナー奏者を押しのけて実力No1の座を勝ち取る直前の、パワフルで堂々たる吹きっぷりがズシンときます。



第7位


「ビル・エヴァンス・トリオ/エムパシー」

知らない人も多かった(?)エヴァンスの隠れ好盤。1曲目でのらしからぬ黒さから、2曲目のシンプルなメロディーから最高に美しいアドリブを引き出すこのコントラストにヤラレる人、多いですね。これまた飽きないピアノ・トリオ作です。



第8位


「ソニー・ロリンズ/オン・インパルス」

これも意外に知らない人が多かったアルバム。ロリンズといえば「サキソフォン・コロッサス」を頂点とするPRESTIGE盤、そして50年代屈指の名作が揃うBLUENOTE盤が有名ですが、更に音楽性を進化させたImpulse!盤は宝の山ですよ。ビシバシ来る威力満点の演奏にシビレます。



第8位


「J.J.ジョンソン、カイ・ウィンディング/ザ・グレート・カイ&J.J.」

トロンボーン2本のまろやかなサウンドが奏でる有名スタンダードの数々!当代きっての名人中の名人による、トロンボーン・ジャズの究極の名演が、くつろぎながら楽しめます。





第8位


「ミシェル・ルグラン/シェリーズ・マン・ホールのミシェル・ルグラン」

フランスを代表する映画音楽の作曲家、ミシェル・ルグランが、単なる「一ジャズ・ピアニスト」としてアメリカのライヴハウスで一肌脱いだピアノ・トリオ作。エスプリをふんだんに振りまきながらも結構トンガった気迫溢れるプレイが良いですね。



第8位


「ベニー・カーター/ファーザー・デフィニションズ」

スイング時代から活躍する”ジャズ・アルトの長老”ベニー・カーターが、ベテラン/中堅/若手と一緒に、肩の力を程良く抜いたブルージーなセッションで楽しませてくれる「60年代のスイング・ジャズ名盤」であります。わりかしクリアな音色で楽しめる古き良きムード。これがまた堪りません。



第9位


「レイ・ブライアント/スロウ・ブレイト」

ジャズ・ピアノとソウル~ゴスペル直系のファンキーなビートが見事融合した、ファンキーでポップなアルバムです。いわゆる”正統派4ビートジャズ”ではありません。けれどもそれがいいんです。ジャズもブルースもゴスペルも、根底ではみんな繋がっているんだな~と、ブラック・ミュージックの深~い意味を考えさせてくれる作品でもあります。



第9位


「マッコイ・タイナー/リーチング・フォース」

熱いんだけれどもどこかクールなフレーズがピシャッと決まる。いかにも現代的なセンスがカッコイイんですね。マッコイの気迫みなぎるトリオ作。スタンダードは新鮮で、オリジナルは斬新。いつまで経っても古くならない良さがあります。



第9位


「チャールス・ミンガス/黒い聖者と罪ある女」

「何かすごく良くできたサントラみたい」と驚きと共に感動します。大胆なサウンドと繊細なアレンジが狂おしいほどの哀愁の中を激しく行き交う、正にミンガス・ワールドが炸裂した、強烈なインパクトを感じさせる傑作です。



第10位


「ソニー・スティット/シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」アルト・サックスとピアノ・トリオがひたすら軽快にスイングする、理屈抜きでお、カッコイイ!」と思えるアルバムです。ソニー・スティットとオスカー・ピーターソンは共にサックスとピアノの超一流の実力派。心地よいアドリブの連続にシビレましょう。



第10位


「シャーリー・スコット/ラテン・シャドウズ」

小編成のバンドとゴージャスなオーケストラをバックにした編成との両方で、女流オルガンの第一人者、シャーリー・スコットの奥ゆかしいラテン・ジャズが楽しめる1枚。オルガンものとしては当シリーズ唯一の作品ですが、ジワジワと売れてます。







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煮物
# by takara-2006 | 2008-01-06 16:29 | ジャズザ・ベスト1000